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2023年11月15日 (水) 17:35時点におけるSiteAdmin (トーク | 投稿記録)による版

ORCIDからの自動取り込み


● ORCIDからの自動取り込みとは


ORCIDからの自動取り込みとは、ORCIDとresearchmapのアカウントを連携させ、「ORCID情報の活用」を「自動でORCIDの論文情報を取り込む」と設定することで、ORCIDに登録してある論文データを自動的にresearchmapに取り込む機能です。

1.取り込み方
ORCIDからの自動取り込みでは、取り込んだ業績の業績種別は「論文」として、登録されます。
ただし、既に「MISC」に同じ業績が登録されている場合は、「MISC」の情報を更新することもあります。

ORCIDから取り込んだ論文情報と同じ論文がresearchmapに既に登録されている場合は、既登録情報を更新します。
更新の方法は「ORCID情報の活用」画面で「ORCIDから取得した情報を信頼し、本人が登録した内容の不備の修正を許可する」(ORCIDの情報優先)または、「本人が登録した内容を優先し、ORCIDの情報で修正はさせない。不足している情報の補完だけ許可する」(本人の情報優先)を設定できます。

2.対象業績
ORCIDで業績情報の公開範囲がEveryone(誰でも)である業績( Works(仕事(論文)))

ORCIDで業績情報の公開範囲には、Everyone(誰でも)、Trusted parties(トラステッド・パーティへ公開)、Only me(私だけ)の3種があります。また業績には、Works(仕事(論文))、Employment(雇用)、Education and qualifications(教育と資格)等、複数の種類があります。自動取り込みの対象となるのは、そのうち公開範囲が、 Everyone(誰でも)であり、かつ業績が、 Works(仕事(論文))である業績のみです。「 Only me(私だけ)」「 Trusted parties(トラステッド・パーティへ公開)」である業績や「 Works(仕事(論文)) 」以外の業績は対象外です。

3.公開範囲が「 Trusted parties(トラステッド・パーティへ公開)」である業績をresearchmapに取り込む方法
マイポータルにログインし、「外部システムからのデータ取り込み」で、ORCIDを選択して、「トラステッド・パーティ公開情報を含む」にチェックを入れて該当業績を検索し、検索結果から取り込みます。

4.注意点
ORCID自動取り込み設定後、初回の自動取り込みが行われます(数日かかることがあります)。
それ以降は、ORCIDの情報が更新された際、researchmapへの取り込みが行われます。

自動取得の結果は、マイポータル上部に、業績の追加・更新として通知されます。AIや所属機関からの追加・更新と同じように、本人によって承認・却下(前の状態に戻す)することができます。


● ORCIDからの自動取り込み設定手順


ORCID から自動で論文データ(自動取り込み時は論文対応)を取り込むには、先にORCIDとresearchmapのアカウントを連携しておく必要があります。
ORCIDとresearchmapのアカウントの連携方法については、「ORCIDとアカウントを連携する」をご覧ください。

ORCIDからの自動取り込みを開始するには、「ORCID情報の活用」画面で設定する必要があります。

ORCIDと未連携の場合は連携直後、連携済みの場合はORCID自動取り込みの設定を行うまで、ログイン直後に毎回、「ORCID情報の活用」画面が表示されますので、ここで設定を行います(ルートA)。

ログイン直後に表示された「ORCID情報の活用」画面で設定せず、スキップしても、以下の2つのルート(ルートB、ルートC)で表示させることができます。

・ルートA:ORCIDと未連携の場合は連携直後、
      連携済みの場合はORCID自動取り込みの設定を行うまで、ログイン直後に毎回表示される
・ルートB:基本項目編集画面経由
・ルートC:権限設定画面経由

ルートにかかわらず、 「ORCID情報の活用」画面で、「自動でORCIDの論文情報を取り込む」を選択後、しばらく経つと自動取り込みが開始されます(数日かかることがあります) 。


1.取り込み方
ORCIDからの自動取り込みでは、取り込んだ業績の業績種別は「論文」として、登録されます。
ただし、既に「MISC」に同じ業績が登録されている場合は、「MISC」の情報を更新することもあります。

ORCIDから取り込んだ論文情報と同じ論文がresearchmapに既に登録されている場合は、既登録情報を更新します。
更新の方法は「ORCID情報の活用」画面で「ORCIDから取得した情報を信頼し、本人が登録した内容の不備の修正を許可する」(ORCIDの情報優先)または、「本人が登録した内容を優先し、ORCIDの情報で修正はさせない。不足している情報の補完だけ許可する」(本人の情報優先)を設定できます。


● 所属を追加する


所属・学位を変更する1.jpg
❶ researchmapにログイン後、基本情報の「編集」を押します。


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❷「所属・学位」のタブをクリックします。

❸ 所属・学位の登録タブの中に、さらに「日本語」と「英語」のタブがあります。「日本語」タブと「英語」タブ双方に入力して「決定」をクリックしてください。

※英語タブが未入力の場合、英語表示画面では「日本語」タブに登録した情報が表示されます。


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❹ 所属情報を入力します。

  • 「所属区分」「職階」は必須登録項目です。

  • 複数の所属情報を追加する際には、所属ごとにエフォート率の登録ができます。エフォート率は、合計100%以下になるようにしてください。エフォート率が入力されない場合は、最初に表示される研究機関が主所属となります。

  • 「所属・部署・職名の情報を自動的に「経歴」に反映する。」にチェックをいれると、機関事務担当者による「転入・転出」処理時に、この所属情報が「経歴」へ自動的に反映されます。


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❺ 複数の所属情報を追加する場合は、「所属を追加」をクリックします。


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❻ 複数の所属情報を追加する際には、「この機関に対して、登録した公開情報の一括ダウンロードを許可する」にチェックボックスが表示されます。

❼「決定」をクリックすると所属情報が更新されます。



● 学位を追加する


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❶「学位を追加」をクリックします。


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❷ 学位情報を入力します。

❸ 複数の学位を登録する場合は、「学位を追加」をクリックします。

❹「決定」をクリックすると学位情報が更新されます。



● 機関事務担当者が行うエクスポート


  • 機関事務担当者は、機関データベースとresearchmapとの連携により、researchmapに登録されている研究者情報をエクスポートすることがあります。
  • 主所属の機関事務担当者が行うエクスポートは、各研究者の設定画面にある権限設定により取得できます。
  • その他の所属の機関事務担当者がエクスポートできるのは、「この機関に対して、登録した公開情報の一括ダウンロードを許可する」にチェックが入っている場合に限ります。