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AIにより自動的に収集した業績の登録について


AIによる業績情報の自動登録

researchmapでは、様々な外部の論文データベースに収録されている情報を基に、AIがresearchmap上の研究者の業績情報に論文情報の割り当て・名寄せ処理を実施します。

AIによる割り当て処理とは

研究者の氏名を中心とした登録情報と、論文の著者名を中心とした書誌情報のマッチングを行い、研究者が執筆した論文である「確からしさ」を数値化します。この数値が高いものを、研究者の業績として新規登録(割り当て処理)を行います。

AIによる名寄せ処理とは

研究者が登録している業績の書誌情報と、論文の書誌情報のマッチングを行い、登録業績と論文が同一である「確からしさ」を数値化します。
この数値が高いものを、同一業績であるとして登録情報の補完(名寄せ処理)を行います。

AIが割り当て処理・名寄せ処理に使用する

AI稼働当初はWeb of Scienceのデータから順次処理を行っていきます。
その他のデータベースの情報も処理を行ってまいりますが、順次お知らせいたします。
また並行して、researchmap内部の他の研究者の登録業績を基にした割り当て処理・名寄せ処理も稼働します。

反映のタイミングについて

研究者の権限設定にある「AIによる反映」の設定状態に依存します。

参照: 研究者情報の編集等に関わる権限設定


● 共著者設定による業績情報の自動登録

新たに「共著者設定」機能が追加されました。よく共同研究される研究者を共著者として設定しておくことで、業績情報が自動更新されます。

共著者設定による自動登録機能の仕組みについて

よく共同研究および共著される研究者を「共著者」に設定すると、設定した研究者の業績情報の中から、
著者に自身の氏名が入力されている業績を抽出し、登録業績のマッチングを行います。
そのうち、自身の登録業績に存在しない業績があった場合には、自動登録が行われます。

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