「Researchmap利用者マニュアル/研究者用/登録、更新/業績/業績の類似チェック」の版間の差分

提供:researchmap guide

 
(同じ利用者による、間の12版が非表示)
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* <big>[[#● 画面からの入力時 | 画面からの入力]]</big>
* <big>[[#● 画面からの入力時 | 画面からの入力]]</big>
* <big>[[#● 外部システムからのデータ取り込み時 | 外部システムからのデータ取り込み]]</big>
* <big>[[#● 外部システムからのデータ取り込み時 | 外部システムからのデータ取り込み]]</big>
* <big>[[#● インポートによる入力時 | インポート・API]]</big>
* <big>[[#● インポート・API | インポート・API]]</big>
<br>
<br>
<big>※APIでの更新による類似チェック動作の指定方法については[https://researchmap.jp/outline/v2api/v2API.pdf API設計書]を参照してください。
<big>※APIでの更新による類似チェック動作の指定方法については[https://researchmap.jp/outline/v2api/v2API.pdf API設計書]を参照してください。
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<big>該当業績を登録しない</big><br><br>
<big>該当業績を登録しない</big><br><br>
<big>'''取り込みデータを主にマージ'''</big><br>
<big>'''取り込みデータを主にマージ'''</big><br>
<big>外部からの取り込みデータを主とし、既存の類似データを補完する</big><br><br>
<big>外部からの取り込みデータをベースとして、不足分を既登録業績から補完する</big><br><br>
<big>'''類似データを主にマージ'''</big><br>
<big>'''類似データを主にマージ'''</big><br>
<big>既存の類似データを主とし、外部からの取り込みデータで補完する</big><br><br>
<big>既存の類似データをベースとして、不足分を外部からの取り込みデータから補完する</big><br><br>
<big>'''取り込みデータを強制追加'''</big><br>
<big>'''取り込みデータを強制追加'''</big><br>
<big>別業績として新規登録する</big>
<big>既登録業績を類似とみなさず、外部からの取り込みデータを別業績として新規登録する</big>
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====● '''インポートによる入力時'''====
====● '''インポート・API'''====
<big>データ入力時に以下の更新方法のいずれかを指定して登録します。</big><br><br>
<big id="imp">データ入力時に以下の更新方法のいずれかを指定して登録します。</big><br><br>
 
<big>'''強制追加'''</big><br>
<big>類似チェックは行わず、インポートしたファイルの業績を新規登録</big><br><br>
<big>'''登録(入力データ優先)'''</big><br>
<big>既登録情報に類似があった場合、新規登録業績をベースとして、不足分を既登録業績から補完を行う</big><br><br>
<big>'''登録(類似データ優先)'''</big><br>
<big>既登録情報に類似があった場合、既登録業績をベースとして、不足分を新規登録情報から補完を行う</big><br><br>
<big>'''登録(追加・更新)'''</big><br>
<big>既登録情報に類似があった場合にはエラーとし、類似がなければ新規登録</big>


<big>'''マージ(追加・更新)'''</big> <font color=teal>insert (merge指定)</font><br>
<big>業績IDを指定した場合、一致する既登録情報を更新する(<font color=red>※推奨</font>)<br>
業績IDを指定しない場合、既登録情報に類似データがあればエラーとし、類似データがなければ新規登録する</big><br><br>
<big>'''類似データマージ(入力データ優先)'''</big> <font color=teal>insert (similar_merge指定) priority=input_data</font><br>
<big>既登録情報に類似があった場合、入力データをベースとして、不足分を既登録業績から補完を行う</big><br><br>
<big>'''類似データマージ(類似データ優先)'''</big> <font color=teal>insert (similar_merge指定) priority=similar_data</font><br>
<big>既登録情報に類似があった場合、既登録業績をベースとして、不足分を入力データから補完を行う</big><br><br>
<big>'''強制追加'''</big> <font color=teal>insert (force指定)</font><br>
<big>インポートファイルの中で、既登録情報に機関以外が登録/更新した類似データがあるデータを飛ばして、それ以外の業績の新規登録を行う</big><br>


<div style="color:red;margin:20px;">※業績IDを指定しない一括更新では、researchmapの類似チェックにより既登録データのより類似しているデータを探して更新しますが、異なるデータを類似と判定する可能性があるため、業績IDを指定して更新する方法を推奨しています。</div>
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----


==='''2.類似チェック内容'''===
==='''2.類似チェック内容'''===
<big>類似チェック判定内容は以下の通りです。特に指定がない限り、複数の類似条件のすべてを満たす場合に類似とみなされます。</big>
<big>類似チェックの判定内容については、[https://researchmap.jp/public/other-document/specification/similarity_check 類似チェックについて]を参照してください。
<big>また、空の(情報がない)項目はチェック対象としません。</big><br><br><br>
</big>
 
{| style="background-color:#fff;" rules="all"
|+ style="text-align:left;font-weight:normal;" | '''<span id="similarity_check"><big>【業績ごとの類似チェック項目】</big></span>'''<br><br>
|-
! style="background-color:#eae0f0;text-align:center;";|<big>業績種別</big> !! style="background-color:#eae0f0;text-align:center;";|<big>類似条件</big>
|-
| <big>研究キーワード</big> || <big>研究キーワード(日本語)(英語) ※共通変換処理</big>
|-
| <big>研究分野</big> || <big>大分類</big><br>
<big>小分類</big><br>
<big>キーワード(日本語)(英語) ※共通変換処理</big>
|-
| <big>経歴</big> || <big>年月(From)</big><br>
<big>所属名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>部署名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>職名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>称号(日本語)(英語) ※共通変換処理</big>
|-
| <big>学歴</big> || <big>年月(From)</big><br>
<big>学校名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>学部・研究科等(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>学科等(日本語)(英語) ※共通変換処理</big>
|-
| <big>委員歴</big> || <big>年月(From)</big><br>
<big>団体名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>委員名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big>
|-
| <big>受賞</big> || <big>賞名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>授与機関(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>受賞年月</big><br>
<big>受賞者・グループ(日本語)(英語) ※共通変換処理</big>
|-
| <big>論文</big> || <big>論文、MISCのDOI等id関連、タイトル、出版年月、それ以外に研究者の統計情報を利用しAIにより判断する</big>
|-
| <big>MISC</big> || <big>論文、MISCのDOI等id関連、タイトル、出版年月、それ以外に研究者の統計情報を利用しAIにより判断する</big>
|-
| <big>書籍等出版物</big> || <big>以下のいずれか一致する。(ただし、1つでも一致しない場合は類似とみなさない)</big><br>
<big>・DOI</big><br>
<big>・ISBN</big><br>
<big>・ASINコード</big><br>
<big>・EANコード</big><br>
<big>・Cinii Books ID</big><br>
<big>もしくは、</big><br>
<big>書籍等出版物タイトル(日本語)(英語) ※共通変換処理</big>
|-
| <big>講演・口頭発表等</big> || <big>講演・口頭発表等タイトル</big><br>
<big>発表年月日 ※発表年月日がなければ開催年月日(From)でチェック</big>
|-
| <big>担当経験のある科目(授業)</big> || <big>科目(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>機関名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>年月(From)</big>
|-
| <big>所属学協会</big> || <big>所属学協会名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>年月(From)</big>
|-
| <big>Works(作品等)</big> || <big>作品名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>発表年月(From)</big>
|-
| <big>共同研究・競争的資金等の研究課題</big> || <big>課題番号等のid関連、タイトル、研究期間(From)、研究期間(To)、それ以外に研究者の統計情報を利用しAIにより判断する</big>
|-
| <big>産業財産権</big> || <big>以下が一致する。(1つでも一致しない場合は類似としない。値の有無の不一致も類似としない。)</big><br>
<big>・出願番号</big><br>
<big>・公開番号</big><br>
<big>・公表番号</big><br>
<big>・特許番号/登録番号</big><br>
|-
| <big>社会貢献活動</big> || <big>社会貢献活動タイトル(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>イベント・番組・新聞雑誌名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>年月日(From)</big>
|-
| <big>メディア報道</big> || <big>メディア報道タイトル(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>番組・新聞雑誌名(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>報道年月(From)</big>
|-
| <big>学術貢献活動</big> || <big>学術貢献活動タイトル(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>実施年月日(From)</big>
|-
| <big>その他</big> || <big>その他タイトル(日本語)(英語) ※共通変換処理</big><br>
<big>年月(From)</big><br>
<big>内容(日本語)(英語) ※共通変換処理</big>
|-
|}
<br>
 
 
<big>'''※共通変換処理'''</big><br>
<big>入力データと既登録データを共に変換し、類似チェックを行います。変換処理内容は以下の通りです。</big>
 


* <big>全角ひらがな、半角カナを、全角カナに変換します。</big>
* <big>全角英数字記号を半角英数字記号に変換します。</big>
*<big>「&#8544;&#8560;&#8545;&#8561;&#8546;&#8562;&#8547;&#8563;&#8548;&#8564;&#8549;&#8565;&#8550;&#8566;&#8551;&#8567;&#8552;&#8568;&#8553;&#8569;&#8554;&#8570;&#8555;&#8571;&#9312;&#9313;&#9314;&#9315;&#9316;&#9317;&#9318;&#9319;&#9320;&#9321;&#9322;&#8230;&#12989;&#12990;&#12991;」を半角数字に変換します。</big>
* <big>全角スペースを半角スペースに変換します。</big>
* <big>複数の連続した半角スペースを1つのスペースに変換します。</big>
* <big>前後(頭、末尾)の半角スペースを取り除きます。</big>
* <big>文末が以下の括弧で囲われていた場合、括弧内の文字中の数値以外の文字を取り除きます。</big>
** <big>( )</big>
** <big>[ ]</big>
** <big>{ }</big>
** <big>「 」</big>
* <big>「ッ」、「ュ」、「ィ」の文字列は除去します。</big>
* <big>以下の記号を残して、それ以外の記号を除去します。</big>
<div class="rm-info">
<big>‰§¨°¶¬±∀∃∂∇∈∋Σ√∝∞∠∧∨∩∪∫∴≠≡⊂⊃⊆⊇⊥</big><br>
<big>ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ</big><br>
<big>αβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψω</big><br>
</div>
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2023年6月5日 (月) 11:21時点における最新版

業績の類似チェック

researchmapでは業績の重複登録を避けるため、業績を登録または編集する際に類似の業績が既に登録されているかチェックを行っています。
類似チェックは以下のいずれの登録方法においても行われますが、それぞれで動作が異なります。
また、類似チェックは業績の表示言語(日、英)にかかわらず行います。


※APIでの更新による類似チェック動作の指定方法についてはAPI設計書を参照してください。


1. 類似チェック時の動作

ここからは以下を例に、類似チェック後の確認、更新方法について説明します。

更新方法:画面から新規登録
更新する業績:講演・口頭発表等
講演・口頭発表等の類似チェックの条件:講演・口頭発表等タイトル / 発表年月日(開催年月日)


● 画面からの入力時

業績の類似チェック1.jpg
マイポータルにアクセスします。

❶「講演・口頭発表等」をクリックします。


業績の類似チェック2.jpg
❷「追加」をクリックします。


業績の類似チェック3.jpg
❸ 新規で登録する業績は、既登録業績と「タイトル」「講演者」「公開の有無」が同じです。枠で囲った項目が既登録業績と違います。


業績の類似チェック4.jpg
❹ 登録内容を確認し、画面最下部にある「決定」をクリックします。


業績の類似チェック5.jpg
決定をクリックすると、類似チェックが行われます。類似と判断された業績がある場合「類似データ確認」画面に移動し、既登録業績と新規登録業績の比較が表示されます。登録方法は下記3通りあります。

❺ 入力データを主にマージ
新規登録業績をベースとして、不足分は既登録業績から補完を行います。

❻ 類似データを主にマージ
既登録業績をベースとして、不足分を新規登録業績から補完を行います。

❼ 入力データを強制追加

既登録業績を類似とみなさず、新規登録業績を別業績として新規登録します。


業績の類似チェック6.jpg
「入力データを主にマージ」を選択すると、更新したデータが表示されます。

❽ 更新したデータを編集したい場合は、「編集」をクリックします。編集方法は利用者マニュアルをご覧ください。

● 外部システムからのデータ取り込み時

外部システムからのデータ取り込み時に既登録情報に類似が見つかった場合は、以下のいずれかを指定して登録します。

登録しない
該当業績を登録しない

取り込みデータを主にマージ
外部からの取り込みデータをベースとして、不足分を既登録業績から補完する

類似データを主にマージ
既存の類似データをベースとして、不足分を外部からの取り込みデータから補完する

取り込みデータを強制追加
既登録業績を類似とみなさず、外部からの取り込みデータを別業績として新規登録する


インポート・API

データ入力時に以下の更新方法のいずれかを指定して登録します。

マージ(追加・更新) insert (merge指定)
業績IDを指定した場合、一致する既登録情報を更新する(※推奨
業績IDを指定しない場合、既登録情報に類似データがあればエラーとし、類似データがなければ新規登録する


類似データマージ(入力データ優先) insert (similar_merge指定) priority=input_data
既登録情報に類似があった場合、入力データをベースとして、不足分を既登録業績から補完を行う

類似データマージ(類似データ優先) insert (similar_merge指定) priority=similar_data
既登録情報に類似があった場合、既登録業績をベースとして、不足分を入力データから補完を行う

強制追加 insert (force指定)
インポートファイルの中で、既登録情報に機関以外が登録/更新した類似データがあるデータを飛ばして、それ以外の業績の新規登録を行う

※業績IDを指定しない一括更新では、researchmapの類似チェックにより既登録データのより類似しているデータを探して更新しますが、異なるデータを類似と判定する可能性があるため、業績IDを指定して更新する方法を推奨しています。

2.類似チェック内容

類似チェックの判定内容については、類似チェックについてを参照してください。