「Researchmap利用者マニュアル/機関担当者用/登録、更新/研究者・業績・代理人インポート」の版間の差分

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<!--== '''研究者・業績・代理人インポート画面で行う研究者情報の更新'''==-->
<!--== '''研究者・業績・代理人インポート画面で行う研究者情報の更新'''==-->
== '''研究者・業績・代理人インポート'''==
== '''研究者・業績・代理人インポート'''==
<div style="font-size:large; margin-bottom:15px; text-decoration-line: underline;">「研究者・業績・代理人インポート」は、データ交換担当者IDにて操作することができます。</div>
<big>自機関を主所属として登録している研究者情報、代理人情報を一括で登録・更新・削除することができます。</big><br>
<div style="font-size:large; margin-bottom:10px;">※インポートファイルのフォーマットは、JSON、CSVに対応しています。<br>
 インポートファイルの仕様は、[https://researchmap.jp/public/other-document/specification 仕様書類]のページを参照してください。</div>
<div style="font-size:large; margin-bottom:15px;">※各業績を更新する場合には、<u>業績IDを指定して更新する方法を推奨</u>しています。</div>


データ交換担当者がインポート機能を使って、自機関研究者の研究者情報を更新する方法を記載します。
<div style="font-size:large; margin-left:30px; margin-bottom:10;x">参照:[https://researchmap.jp/public/organ/data_linkage データ連携]、[https://researchmap.jp/outline/v2api/v2API.pdf API設計書]、[https://researchmap.jp/outline/v2api/v2CSV.pdf CSV項目定義書]</div>


<div class= 'rm-info'>インポートするファイルのフォーマットは、JSON、CSVに対応しています。<br>
 
インポートファイルの仕様は、[https://researchmap.jp/outline/v2api/v2API.pdf researchmap.V2取得・更新API設計書]を参照してください。
<big>インポートできる情報は、以下の通りです。</big><br>
</div>
<big>◎対象の研究者・代理人</big><br>
<div style="margin-top:10px; margin-left:30px;"><big>自機関を主所属として登録している研究者およびその代理人との紐付け情報</big></div><br>
 
<big>◎インポートで登録・更新・削除が可能な研究者情報</big><br>
<div style="margin-top:10px; margin-left:30px;"><big>研究者本人の「所属機関事務担当者」に対する権限設定によって決まります。</big><div>
<div style="margin-left:30px;">
<div style="margin-top:10px;"><研究者の「所属機関事務担当者」に対する権限設定画面></div>
[[ファイル:機関インポート1.gif|link=]]
<div style="margin-top:15px;"><取得可能な範囲></div>
[[ファイル:機関インポート2.gif|link=]]
<br><br>
<br><br>


インポートファイルの作成方法<br>
<span style="width: 22px;height: 22px; background-color:#00B285; border-radius: 50%; margin: 5px; auto;text-align:center;line-height: 22px;color:#FFFFFF; display: inline-block;">3</span>自動的に反映する:インポート後、更新した内容がそのまま公開されます<br>  反映する前に本人が確認する:インポート後、研究者本人が承認すると公開されます<br>
<div style="margin-left:40px;">
<div style="font-size:large; margin-top:20px; margin-left:10px;">参照:[[Researchmap利用者マニュアル/研究者用/マイポータル/研究者情報/研究者情報の編集等に関わる権限設定#●_代理人による編集|研究者情報の編集等に関わる権限設定]]</div>
 
{| class="wikitable"
|-
! アップロードできるファイルの拡張子 !! .json .jsonl .csv .zip
|-
! データのサイズ !! 圧縮時、非圧縮時どちらの場合も最大10MBまで
|}
</div>
</div>
=== 手順 ===
データ交換担当者IDで[https://guide.researchmap.jp/index.php/Researchmap%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB/%E7%A0%94%E7%A9%B6%E8%80%85%E7%94%A8/%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3/%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88 ログイン]後、左メニューにある「研究者・業績・代理人インポート」を選びます。
[[ファイル:インポート1.png|link=]]
<br>
<br>


「インポート」をクリックすると、インポートファイルを選択する画面が開きます。
<div style="font-size:large; margin-bottom:15px;">上記以外に、インポートで更新可能なデータについての制限事項、インポートデータの作成についての注意事項がありますので、[https://researchmap.jp/public/organ/data_linkage データ連携]のページを合わせてご覧ください。</div>
<br><br>


[[ファイル:インポート2.png|link=]]
== '''画面の操作'''==
<table class="photobox2">
<tr>
<th>[[ファイル:機関インポート3.gif|左|link=]]</th>
<td><big>データ交換担当者IDでログインすると、左メニューに「研究者・業績・代理人インポート」が表示されます。</big><br><br>
<big>&#10102; をクリックします。</big>
</td>
</tr>
</table>


<br>
<table class="photobox2">
<br>
<tr>
<br>
<th>[[ファイル:機関インポート4.gif|左|link=]]</th>
ファイルを指定して「整合性チェック」をクリックします。<br>
<td>
整合性チェックからインポート処理まで一括して行う場合は、「整合性チェック完了後、エラーがなければ自動的にインポート」のボックスにチェックをいれます。
<big>&#10103; 「インポート」をクリックします。</big>
 
</td>
<br>
</tr>
<div style="margin-left:40px;">
</table>


[[ファイル:ファイル選択.png|link=]]
<table class="photobox2">
<tr>
<th>[[ファイル:機関インポート5.gif|左|link=]]</th>
<td><big>インポートの前に整合性チェックを行い、入力データの書式チェックや既登録データとの整合性をチェックします。エラーが発生するとインポートは行われません。</big><br><br>
<big>&#10104; 整合性チェックを行うファイルを選択します。<br><br>
&#10105; 整合性チェック完了後にそのままresearchmapを更新する場合にチェックをしてください。<br><br>
&#10106; 「整合性チェック」をクリックします。</big>
</td>
</tr>
</table>


<table class="photobox2">
<tr>
<th>[[ファイル:機関インポート6.gif|左|link=]]</th>
<td>
<big>&#10107; 「更新」をクリックすることで進捗状況が更新されます。一覧の「状態」が「チェック完了」もしくは「完了」になったら結果を確認することができます。<br><br>
&#10108; 「チェック結果確認」をクリックすると<インポートチェック結果画面>が表示され、整合性チェックの結果を確認することができます。<br><br>
&#10109; 状態が「完了」になると、「インポート結果確認」クリックでインポート結果を確認することができます。</big>
</td>
</tr>
</table>


<div class= 'rm-info-w'>完了表示になったら処理は完了です。<br>
<table class="photobox2">
整合性チェックでエラーがあった場合は、対象のファイル名が赤くなり、「状態」にエラーと表示されます。</div>
<tr>
<br>
<th>[[ファイル:機関インポート7.gif|左|link=]]</th>
<br>
<td><big><インポートチェック結果画面>では、整合性チェックの結果を確認することができます。<br>各業績種別のタブをクリックすると、それぞれの結果を確認することができます。<br><br>
実行結果の確認は「チェック結果確認」をクリックします。
&#10110; 一覧に水色の「i」アイコンが表示されている場合は、カーソルを当てるとメッセージが表示されます。</big><br>※エラーではないが更新できなかった場合に、その理由が表示されます。<br><br>
<big>&#10111; エラーが無くなると「インポート」ボタンが表示されます。クリックするとresearchmapの更新を実施します。</big>
</td>
</tr>
</table>


[[ファイル:インポートA.png|link=]]
<table class="photobox2">
<tr>
<th>[[ファイル:機関インポート8.gif|左|link=]]</th>
<td><big><インポート結果確認画面>では、researchmapへの更新結果を確認することができます。<br>各業績種別のタブをクリックすると、それぞれの結果を確認することができます。<br><br>エラーが無ければ、インポートは正常に終了しています。</big></td>
</tr>
</table>


=== インポートチェック結果確認 ===
== '''エラーが起きた場合'''==
整合性チェック結果を確認します。<br>
<div style="font-size:large; margin-bottom:15px;">エラーが起きた場合、画面に表示されたメッセージやエラーリストを参照してエラーを解決してください。対処方法については、[https://researchmap.jp/outline/v2api/v2API.pdf API設計書]をご確認ください。<br>
エラーが無い場合、「インポート」をクリックするとインポートファイルの情報をresearchmapに登録します。<br>
各項目のバリデーションチェックの詳細についても[https://researchmap.jp/outline/v2api/v2API.pdf API設計書]をご確認ください。
[[ファイル:チェック結果.png|link=]]
</div>
<br>
<br>
<br>
<div style="font-size:large; margin-bottom:5px;">● ファイルアップロード時のエラー</div>
「状態」に「完了」が表示されたらインポート完了です。
<table class="photobox2">
<br>
<tr>
[[ファイル:Imp7.png|link=]]
<th>[[ファイル:機関インポート9.gif|左|link=]]</th>
<td>
<span style="font-size:x-large;">&#9451; </span><big>アップロードファイルが何らかの理由で取り込みできなかった場合は、画面上部にエラーメッセージが表示されます。以下をご確認ください。</big><br><br>
<big>'''インポートファイルの形式'''</big><br>
{| class="wikitable"
|-
! フォーマット !! JSON、CSV
|-
! 文字コード !! UTF-8
|-
! 許容する拡張子 !! json, jsonl, csv, zip
|-
! 1回のファイルサイズ !! 圧縮時、非圧縮時どちらの場合も最大10MBまで 
|}
</td>
</tr>
</table>


<div style="font-size:large; margin-bottom:5px;">● インポートファイルのエラー</div>
<table class="photobox2">
<tr>
<th>[[ファイル:機関インポート10.gif|左|link=]]</th>
<td>
<span style="font-size:x-large;">&#9452; </span><big>インポートファイルのフォーマットのエラー等で取り込めなかった場合は、「エラー内容」に理由が表示されますのでご確認ください。</big><br><br>
JSONフォーマットについては[https://researchmap.jp/outline/v2api/v2API.pdf API設計書]を、CSVフォーマットについては[https://researchmap.jp/outline/v2api/v2CSV.pdf CSV項目定義書]をご確認ください。
</td>
</tr>
</table>


=== 整合性チェックのエラー内容確認 ===
<div style="font-size:large; margin-bottom:5px;">● 整合性チェックのエラー</div>
<table class="photobox2">
<tr>
<th>[[ファイル:機関インポート11.gif|左|link=]]</th>
<td>
<span style="font-size:x-large;">&#9453; </span><big>整合性チェックの結果エラーがあると、インポートが行われません。「エラーリストのダウンロード」からエラーリストをダウンロードして、適宜内容を修正し、整合性チェックを実施してください。</big><br><br>
各項目のチェック内容や、その対処方法については、[https://researchmap.jp/outline/v2api/v2API.pdf API設計書]をご確認ください。<br><br>
</td>
</tr>
</table>


整合性チェックでエラーがあった場合は、「インポートチェック結果確認」画面で
<div style="font-size:large; margin-bottom:5px;">● インポート時のエラー</div>
エラーリストをダウンロードして内容を確認します。
<table class="photobox2">
<tr>
<th>[[ファイル:機関インポート12.gif|左|link=]]</th>
<td>
<span style="font-size:x-large;">&#9454; </span><big>整合性チェックでエラーが無い場合でも、インポートでエラーになることがあります。<br>1回のインポート操作で同じ業績IDのデータを複数回更新するなど、Conflictエラー(エラーコード:409)が起きた場合が該当します。この場合、エラーが発生したデータ以外は更新がされています。</big><br><br>
<span style="font-size:x-large;">&#9455; </span><big>Conflictエラーが起きた場合には1件目のデータで更新され、同一データを2回目以降に更新しようとしてエラーになります。「エラーリストのダウンロード」からエラーリストをダウンロードして、インポートファイルに重複データが無いかご確認ください。</big><br><br>
※業績IDを指定しない一括更新では、researchmapの類似チェックにより既登録データのより類似しているデータを探して更新しますが、異なるデータを類似と判定する可能性があるため、[https://researchmap.jp/public/organ/data_linkage#frame-1656404 業績IDを指定して更新する方法]を推奨しています。
</td>
</tr>
</table>


[[ファイル:エラー1.png|link=]]
=== インポートファイルのダウンロード ===
インポートファイルは、パスワード付きZipファイルになっています。<br>
Zipファイルの解凍には、「Zipパスワード」に表示されている文字列が必要です。<br>
パスワードの取り扱いにはご注意ください。<br>
<br>
<br>
「ダウンロード」クリックで、ダウンロードを開始します。<br>
== '''関連ページ''' ==
 
*<big>[[Researchmap利用者マニュアル/機関担当者用/登録、更新/研究者・業績・代理人インポート/項目を空にする方法 | 項目を空にする方法]]</big>
<br>
 
 
[[ファイル:DL画面.png|link=]]
 
=== インポート結果一覧 ===
インポートしたファイルは、「研究者・業績・代理人インポート」ページに蓄積され、何度でもダウンロードすることができます。<br>
ただし、インポートから1ヶ月以上経過したファイルからはリンク表示が消えてダウンロードはできません。<br>
[[ファイル:インポートA.png|link=]]

2024年2月8日 (木) 11:16時点における最新版

研究者・業績・代理人インポート

「研究者・業績・代理人インポート」は、データ交換担当者IDにて操作することができます。

自機関を主所属として登録している研究者情報、代理人情報を一括で登録・更新・削除することができます。

※インポートファイルのフォーマットは、JSON、CSVに対応しています。
 インポートファイルの仕様は、仕様書類のページを参照してください。
※各業績を更新する場合には、業績IDを指定して更新する方法を推奨しています。


インポートできる情報は、以下の通りです。
◎対象の研究者・代理人

自機関を主所属として登録している研究者およびその代理人との紐付け情報


◎インポートで登録・更新・削除が可能な研究者情報

研究者本人の「所属機関事務担当者」に対する権限設定によって決まります。
<研究者の「所属機関事務担当者」に対する権限設定画面>

機関インポート1.gif

<取得可能な範囲>

機関インポート2.gif

自動的に反映する:インポート後、更新した内容がそのまま公開されます
  反映する前に本人が確認する:インポート後、研究者本人が承認すると公開されます


上記以外に、インポートで更新可能なデータについての制限事項、インポートデータの作成についての注意事項がありますので、データ連携のページを合わせてご覧ください。



画面の操作

機関インポート3.gif
データ交換担当者IDでログインすると、左メニューに「研究者・業績・代理人インポート」が表示されます。

❶ をクリックします。

機関インポート4.gif

❷ 「インポート」をクリックします。

機関インポート5.gif
インポートの前に整合性チェックを行い、入力データの書式チェックや既登録データとの整合性をチェックします。エラーが発生するとインポートは行われません。

❸ 整合性チェックを行うファイルを選択します。

❹ 整合性チェック完了後にそのままresearchmapを更新する場合にチェックをしてください。

❺ 「整合性チェック」をクリックします。

機関インポート6.gif

❻ 「更新」をクリックすることで進捗状況が更新されます。一覧の「状態」が「チェック完了」もしくは「完了」になったら結果を確認することができます。

❼ 「チェック結果確認」をクリックすると<インポートチェック結果画面>が表示され、整合性チェックの結果を確認することができます。

❽ 状態が「完了」になると、「インポート結果確認」クリックでインポート結果を確認することができます。

機関インポート7.gif
<インポートチェック結果画面>では、整合性チェックの結果を確認することができます。
各業績種別のタブをクリックすると、それぞれの結果を確認することができます。

❾ 一覧に水色の「i」アイコンが表示されている場合は、カーソルを当てるとメッセージが表示されます。
※エラーではないが更新できなかった場合に、その理由が表示されます。

❿ エラーが無くなると「インポート」ボタンが表示されます。クリックするとresearchmapの更新を実施します。

機関インポート8.gif
<インポート結果確認画面>では、researchmapへの更新結果を確認することができます。
各業績種別のタブをクリックすると、それぞれの結果を確認することができます。

エラーが無ければ、インポートは正常に終了しています。

エラーが起きた場合

エラーが起きた場合、画面に表示されたメッセージやエラーリストを参照してエラーを解決してください。対処方法については、API設計書をご確認ください。

各項目のバリデーションチェックの詳細についてもAPI設計書をご確認ください。


● ファイルアップロード時のエラー
機関インポート9.gif

アップロードファイルが何らかの理由で取り込みできなかった場合は、画面上部にエラーメッセージが表示されます。以下をご確認ください。

インポートファイルの形式

フォーマット JSON、CSV
文字コード UTF-8
許容する拡張子 json, jsonl, csv, zip
1回のファイルサイズ 圧縮時、非圧縮時どちらの場合も最大10MBまで 
● インポートファイルのエラー
機関インポート10.gif

インポートファイルのフォーマットのエラー等で取り込めなかった場合は、「エラー内容」に理由が表示されますのでご確認ください。

JSONフォーマットについてはAPI設計書を、CSVフォーマットについてはCSV項目定義書をご確認ください。

● 整合性チェックのエラー
機関インポート11.gif

整合性チェックの結果エラーがあると、インポートが行われません。「エラーリストのダウンロード」からエラーリストをダウンロードして、適宜内容を修正し、整合性チェックを実施してください。

各項目のチェック内容や、その対処方法については、API設計書をご確認ください。

● インポート時のエラー
機関インポート12.gif

整合性チェックでエラーが無い場合でも、インポートでエラーになることがあります。
1回のインポート操作で同じ業績IDのデータを複数回更新するなど、Conflictエラー(エラーコード:409)が起きた場合が該当します。この場合、エラーが発生したデータ以外は更新がされています。


Conflictエラーが起きた場合には1件目のデータで更新され、同一データを2回目以降に更新しようとしてエラーになります。「エラーリストのダウンロード」からエラーリストをダウンロードして、インポートファイルに重複データが無いかご確認ください。

※業績IDを指定しない一括更新では、researchmapの類似チェックにより既登録データのより類似しているデータを探して更新しますが、異なるデータを類似と判定する可能性があるため、業績IDを指定して更新する方法を推奨しています。


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